【レポート】オープンスタジオ/OPEN STUDIO vol.2
6月22日に二回目のオープンスタジオが開催されました。
オープンスタジオについての情報はこちら:https://tenjinyamastudio.jp/2025openstudio.html
⓪アート&ブレックファストデイ
毎月第四日曜日開催のアート&ブレックファストデイ!!
詳しい情報はこちら:https://tenjinyamastudio.jp/art-breakfast-day-10th.html
総勢35名!!みなさんが持参した朝食が食卓を彩ります。
毎回、アーティストが自身の活動についてプレゼンテーションを行いますが、今回はロサンゼルス郊外の砂漠を活動拠点とするベン・アラノフ/Ben Allanoffさん!!
ベンさんのHP:http://www.benallanoff.com/
伐採されたもの、植物園や公園の剪定ごみに捨てられていたものを素材として用い、多くの方の参加により形作られ、創造を通したコミュニティの醸成に寄与しています。
ベンさんは、すでに天神山を旅立ち、近日中に宮城県にある白石蔵王レジデンスにて滞在を開始します。
白石蔵王レジデンスのHP:https://www.tr044.org/
今後のベンさんの活動に注目です。
①アーロン・オシア/Aaron Ossiaによるパフォーマンス
昨年に続き、今年度も滞在しているアーロンさん。本滞在では、昨年同時期に滞在していたカティア・リー・エリアド/Katja Lee Eliadさんとタッグを組み、ZINEの制作に取り組んでいます。
オープンスタジオでは昨年行ったパフォーマンス「来た、見た、死んだ / Veni, Vidi, Mori – (I came, I saw, I died)」の続編となるパフォーマンスを行いました。
昨年のパフォーマンスの様子はこちら:https://tenjinyamastudio.jp/repo-aaron24.html
昨年パフォーマンスに使用したレンガを食器用洗剤、歯磨き粉など様々な物を利用しながら擦り洗いを行うアーロンさんを観客の皆さんは固唾を飲んで見守ります。
シュールな緊張感に思わず笑ってしまいます。
昨年のアーロンさんの天神山での活動が一年後、こうして変化・アップデートしていく様を見ることができ、なんだか嬉しい気持ちになります。
②スタジオツアー
恒例のスタジオツアー!!普段はいく事のできない二階に上がり、アーティストの活動をのぞき見します。
滞在アーティストのユーゴ・バロンジ/Hugo Barangerさんはヒカリゴケのリサーチをしています。そして、そのリサーチをもとに、サウンドインスタレーションの製作を試みています。
彼の今後の活動に注目!!
スタジオツアーでは、普段は見ることのできない、作品がつくられる過程により触れることができて楽しい!!
③ジャック・マクレーン/Jack Macleanによるパフォーマンス
オープンスタジオでは、展覧会を開催していたジャックさん!!
展覧会の情報はこちら:https://tenjinyamastudio.jp/event/exhibition-jack25
大きなキルトを片手に、スーツで登場したジャックさん。スコットランドの伝統衣装であるキルトをどのように着るのか、その手順を実演して見せてくれました。
2m×5mくらい?想像していたよりも大きなキルトを床に敷き、丁寧に織り畳みながら着る。こんなふうに着るとは。。。
キルト身にまとったジャックさんは、スコットランドの国民的詩人であるロバート・バーンズの詩を朗読してくれました!!
④パティ カパルディ/Patti Capaldiによる制作風景の公開
パティさんは、染料として使われる「葛」に焦点をあてた制作を行いました。
アーティストの実験的な過程を公開すると、たくさんの質問が飛び交います。
アーティストの頭を覗き込める貴重な体験でした!!
多くの方のご参加ありがとうございます!!
今回も盛りだくさんの内容でした!!
7月はオープンスタジオはお休みです。
次回は8月31日!!
情報は随時更新しますので、お見逃しなく!!