新型コロナウイルス感染長期化に対峙する札幌の文化芸術関係者の活動への道を探るアンケート調査 ~第一章 影響と損失~

News 2020年5月19日

 

 現在、新型コロナウイルス感染拡大のために、日本各地で様々な活動が自粛を要請されています。文化芸術活動も例外ではありません。長期間にわたる深刻な影響が広がっていることに総合的な施策の緊急性を感じています。

 本アンケート調査によって、札幌市内・近郊を中心に広範囲の文化芸術活動に関わっている「個人」や「団体・事業所」(文化芸術団体・文化施設・イベント会社など)が新型コロナウイルス感染の拡大とその防止対策にどれほど厳しい影響を受けているかを把握します。
本調査は、札幌市内・近郊で文化芸術分野に関わる民間有志の協力によって、自発的に計画され実施されるものです。この調査の集計・分析結果が、多様な活動の支援設計の基礎資料として、特に支援や活動促進を担う自治体、団体、そして調査にご協力くださる皆さまに即時的に活用されることを望んでいます。

 一方で、各分野に関わる人々・団体は様々な条件、環境、事情の中で個別具体的な文化芸術活動を営んでいます。活動主体の地域的特色をつかみ、的確かつ長期的な解決策や支援策を導き出すためには、各分野における活動実態を可視化する「活動実態調査」が必須であると考えています。このため本アンケート調査(第1次)で得られた緊急報告を踏まえて、第2次アンケート調査を実施し、それらを基に文化政策への具体的な提言へとつないでいく所存です。

本調査は日本国内の複数都市(福岡、京都市等)の同様の調査活動と連携しており、共通の調査項目を設けて、結果を共有する予定です。

なお、調査結果はFacebookページ、本調査主体の「さっぽろ天神山アートスタジオ」、「北海道教育大学岩見沢校」のウェブサイトで公開致します。

●アンケート回答はこちらからお願いします!

【個人用】
https://jp.surveymonkey.com/r/2T6XKSF

【事業所・団体用】
https://jp.surveymonkey.com/r/2BKJ8TN

●〆切:2020年5月29日(金)23:59

【札幌アンケートワーキンググループ】(A-Z、敬称略)

江川 佳郎(一般社団法人北海道二期会)、
羊屋 白玉(演出家・劇作家・札幌市ホームレス支援相談センター職員)
細川 麻沙美
森嶋 拓(北海道コンテンポラリーダンス普及委員会)
中村 一典(トオンカフェ)
中津 邦仁(オペラ演出家)
奥山 健恵(札幌舞踊会)
尾崎 要(アクトコール株式会社)
斎藤 ちず(NPO法人コンカリーニョ)
斎藤 歩(公益財団法人北海道演劇財団)
仙庭 弘晶(ダンススタジオマインド/舞人)
竹平 篤史(テイクエーエンターテイメント株式会社、サッポロ・シティ・ジャズ実行委員会 プログラムディレクター)
漆 崇博(一般社団法人AISプランニング)
HAUS〜北海道のアーティストの労働環境について考える会

【調査主体】

閔 鎭京(北海道教育大学 岩見沢校 芸術文化政策研究室 准教授)
小田井 真美(AIR事業設計、さっぽろ天神山アートスタジオ AIRディレクター)

【アドバイザー】
大澤寅雄(ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室 主任研究員/文化生態観察)

 

リンク Facebookページ 

⇒ 「新型コロナウイルス感染長期化に対峙する札幌の文化芸術関係者 の活動再開への道を探るアンケート調査」第1章 影響と損失

【質問票のダウンロード】
オンラインでの回答ができない方は、質問票(PDF)ダウンロードして、記入後にFAXまたはEメールで担当者までお送りください。

FAX&Email-アンケート団体:事業所用

FAX&Email-アンケート個人用