【レポート】プリシラ・ヤン/Priscilla Yeung ワークショップ『オートフィクション/Autofiction』
7月6日、7日に滞在アーティストのプリシラ・ヤン/Priscilla Yeungさんがワークショップイベントを行いました。
ロンドンを拠点として作家活動を行うプリシラさんは、普段どのように作品を構想しているのでしょうか?
プリシラさんは、物語というのは急に思いつかれるものではなく、普段の生活の中で積み重ねられていく記憶の素材から、情報を処理し想像力と創造力を駆使することで、新しい物語が生まれる、と言います。
つまりは、現実世界(ノンフィクション)を起点として物語世界(フィクション)を作り出しているのです。
本ワークショップでは、現実世界における、自分の思い出から出発し、視点・場所・時代などに編集を加えることで徐々にフィクションに近づけていき、自分だけの物語の制作、つまりはオートフィクションを作り出すことを試みました。
みなさん夢中になって書いています!!
登場人物を変える人、語り手を変える人、季節を変える人、みなさん各々のやり方で自分の現実に手を加えていきます。
少しの手を加えるだけで、印象が大きく異なる物語に変貌することに大変感動しました。
みなさんが作ったオートフィクションはオンラインマガジンで掲載される予定です!!
K.S