アーティストトーク_マーコス・ボイター / Marcus Beuter_ここから… / from here…

ArtistEvent 2024年6月28日

天神山アートスタジオに1ヶ月間滞在して活動している、ドイツを活動拠点とするサウンドアーティスト、マーコス・ボイター / Marcus Beuterのアーティスト・トークを開催します。(日本語の逐次通訳あり)。

■ 日時:2024年6月29日(土)15:00-(16:30終了予定)

■ 会場:天神山アートスタジオ 1階

■ 参加無料、予約不要。どなたでもご参加いただけます。

■ プロジェクトについて

『どこに住んでいようと、どこで育とうと、私たちは世界に対して異なる見方を持っている。これは普遍的なことだ。しかし、遠くにいる人々の視点について考えることはほとんどない。

このサウンド・インスタレーションのために私はカスピ海から中央アジア、東アジアを横断して日本まで旅をした。さまざまな環境のフィールド・レコーディングを集めるだけでなく、私は人々に言語や国、国の影響についてのインタビューもお願いした。これらのインタビュー音声はそれぞれの母国語で記録されており、これまでに16の言語が集まった。 マーコス・ボイター』

Wherever we live, grow up, we have a different perspective on the world. This is universal. But we rarely think about the perspectives of people further away.

For the sound installation from here… I travelled from the Caspian Sea across Central and Eastern Asia to Japan. Besides collecting field recordings of the different environments I also asked people for interviews about languages, countries and influences of countries. These interviews are collected in mother tongues, 16 different languages so far.

■ イベント概要:

アーティスト(マーコス・ボイター)は、現在、天神山アートスタジオで、収集した素材からマルチチャンネルのサウンド・インスタレーションを構成する作業をしています。天神山アートスタジオに到着するまでの9ヶ月間をかけ、自身の活動拠点ドイツから、ユーラシア大陸、中央アジア、東アジアを横断する旅を敢行しました。(日本からの帰路は、韓国からシベリアに渡り、シベリア鉄道を使ってヨーロッパに戻る予定)

この大旅行は、アーティストにとっての長年の夢であり、コロナのロックダウンによって一度は断念した計画を、ふたたび実行にうつしたのだそうです。

トークでは、マーコス・ボイターが旅の途中に遭遇した経験や違いについて、アーティストからいくつかの洞察をお話しします。アーティストが取り組んでいる作品の途中経過(サウンドファイル)を聞いていただけます。

At Tenjinyama Art Studio I am working now on the composition of a multi channel sound installation out of the collected material. In the talk I will give some insights in the experiences and differences I came across. We listen to an excerpt of my work at the Studio. And everyone is invited to share their thoughts, associations or questions.

■ アーティストについて

Marcus Beuter/マーコス・ボイター(音楽):活動拠点 ドイツ

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