[Archive]2020 Annual Report 2020こどもプログラム「手紙の中の世界」

Archive-annual report 2021年5月1日

例年、大人数のワークショップを開催し、アーティストと子どもたちの出会う場を作ってきたこどもプログラム。コロナ禍の中で今年度はどのように開催できるか試行錯誤の連続となった。これまではアーティスト主導で企画内容を決めていたが、今年は天神山のスタッフで企画の大枠を設定し、それに合うアーティストを探すという流れになった。浮かんできたアイデアは「ファンタジーキャンプ」。外出もままならない日々の中でこそ空想力を刺激するような企画が活きるのではないかと考えた。参加者がガイドブックを参考にしながら絵と文章でそれぞれの世界観を作っていくリモート作業を想定し、絵手紙作品の募集を行うという流れとなった。参加作家は幻想的な絵やオブジェの作品で知られている本田征爾さんに依頼をし、引き受けていただいた。本田さんの協力のもと制作した「創作ガイドブック」を小中学校や各施設に配布しつつ、会期後半に少人数でのワークショップも開催した。その後、参加者から集まった絵手紙作品はWebサイトで公開し、展覧会を開催した。ワークショップでは本田さん、参加者共に黙々と筆を走らせる姿が印象的だった。言葉少ない中でもお互いに影響しあってモチーフが変わったり、新しい画材やタッチを試していく様を見ていると、空間を共有していること、一緒に何かをやること自体の熱量を改めて感じさせられた。個々の世界観を追求するというのは、こどもプログラムとしてこれまでにない試みだったが、これもまた平時ではない状況下で生まれたアプローチと言えるのかもしれない。

参加者募集時の特設ページ

リモートプログラム「手紙の中の世界」特設ページ


〈創作相談会の様子〜過去のブログ記事より〉

「手紙の中の世界」創作相談会1日目

「手紙の中の世界」創作相談会を終えて


作品展の開催

2020/12/24〜2021/1/17の期間、天神山アートスタジオのギャラリースペースにて29名から送られた60点の作品展示を行った。未就学の子から一般の方まで幅広い層の参加があり、ヴァリエーションに富んだ展示となった。


作品集Webサイト:https://lettergallery.tumblr.com

移動の自粛や遠方といった理由で直接来ることができない参加者のために、作品集Webサイトを制作し、展示と同時に公開を行った。


【作品集】

後日、作品集を発行し、参加者への配布を行った。

子どもプログラム「手紙の中の世界」の作品集が到着!Youth Program “手紙の中の世界”‘s Compilation Book Arrived!

コーディネーター:小林大賀、花田悠樹

 

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