Exhibition_アーロン・オシア/ Aaron Ossia_来た、見た、死んだ / Veni, Vidi, Mori – (I came, I saw, I died)
■ アーロン・オシア/ Aaron Ossia
■ 会期:2024年6月15日(土)-18日(火)9:00-21:00
★ 6/15(土)14:00〜(約1時間半)アーティスト自身によるパフォーマンスを実施します。このパフォーマンスの痕跡や記憶が、インスタレーションとして展示公開されます。
■ 会場:天神山アートスタジオ 1階 展示スペース
■ 入場・参加無料
■ 展覧会「来た、見た、死んだ / Veni, Vidi, Mori – (I came, I saw, I died)」について
今回札幌で行うパフォーマンスは、これまでの私の3回に渡る日本滞在中に制作した3部作の最終幕であり、2022年に千葉県松戸市でスタートした作品の完結編となります。
来た、見た、歩いた(2022年、松戸)
来た、見た、泣いた(2023年、糸島)
来た、見た、死んだ(2024年、札幌)
この一連のパフォーマンスとインスタレーション作品は、アーティスト(私)自身と日本の文化的・自然的景観との根底にあるつながりを探るものであり、感情を記録し、成仏させる方法なのです。肉体的に過酷な労働を強いられ、その場所で拾った素材を使用することは、苦悩の儀式的な再現を象徴していますが、それにもかかわらず、内容のニュアンスや幸福感を内包しています。掘る、発掘する、埋め戻すという骨の折れる作業は、無益な行為のジェスチャーであり、何かを変えるようなものではないけれど、アーティストの行為の痕跡を強く残します。
6月15日(土)に、天神山の外と中でアクションを起こすパフォーマンスから始めます。
このパフォーマンスでは、スタジオの外にある土をスタジオの中に運び、展示スペースの中に設けられた境界の中で、素材や動きを活性化させながら状況を創り上げていきます。
無駄(無意味)、空虚、身体的トラウマ、そして長い間抑圧されてきた感情を呼び起こしたいという願望を、このパフォーマンスで再演しようという試みです。
“I came, I saw I died / 来た、見た、死んだ”
This performance is a final act of a trio of works I have created during my 3 residencies in
Japan, and it completes the work that started in 2022 in Matsudo, Chiba.
I came, I saw, I walked (2022, Matsudo)
I came, I saw, I cried (2023, Itoshima)
I came, I saw, I died (2024, Sapporo)
The performance and installation piece following it, explore the underlying connection between the artist and Japan’s cultural and natural landscape, as a way of recording emotions and coming to term. Undergoing physically intense labour and using materials found on site, symbolise a ritualistic re-enactment of distress, nevertheless with an undertone of content and happiness to it. The laborious task of digging, unearthing and re-burying, are gestures of futile actions that do not change anything, yet leave a strong trace of the artist’s action behind.
I will start with a performance on Friday 14th, which involves actions outside and inside of
Tenjinyama. During this performance I will carry earth/soil from outside to the inside of the studio, create a vessel inside the studio and activate materials and movements as I create this performance.
The performance re-enacts notions of futility, void, physical trauma and a desire to evoke long supressed emotions.
■ アーティストについて
Aaron Ossiaアーロン・オシア(美術):活動拠点 イギリス、ドイツ、イタリア