1972年生まれの人を探しています_IN RESIDENCE (天神山のための、ロンドン-札幌間のリモート・レジデンシーの提案)

ArtistNews 2021年8月30日

2021年度国際公募AIRプログラムのアーティスト、ジョシュア・ソファー/ Joshua Sofaerがオンラインで対話するプロジェクトのコラボレーターを探しています!

9/10(金)18:00までにご連絡ください。


*アーティストのプロフィールはこちら!

IN RESIDENCE 天神山のための、ロンドン札幌間のリモート・レジデンシーの提案

1972年うまれですか?

あなたのお話をききたいんです!

わたしたちは2022年に50歳を迎える方で、地球の裏側にいるだれかと出会い、話をして、人生の何かを共有したいと思っている方を探しています。

2022年に50歳を迎えるイギリスのアーティスト、ジョシュア・ソファー。さっぽろ天神山アートスタジオと協力しリモートで行うオンライン滞在制作の一環として、ジョシュアは、彼自身と同じように50歳という重要な節目に直面している人と共同で「オンライン・フィルム」を作り、さまざまなストーリーを語り合いたいと考えています。

ジョシュアにお気に入りの音楽を教えてみたり、家族の写真をみせたり、好物のつくり方を教えたり、あるいは彼の希望や夢について訊ねてみたり、自分でも夢を語ったりするのはどうでしょう。数週間かけて、ビデオ会議システム上でお互いのことを知り合っていきます。一緒に腰を落ち着けて食事をとり、話をしたりします。2人そろってのビデオ通話を記録、編集して映画にします。あなたにとってこれは、人生の50年間を振り返り、今まさに同じ年齢体験をしている人と国境を越えた繋がりをつくる機会ともいえます。

(私が日本語を話せないため)あなたが英語を話せるととてもうれしかったりしますが、そうでない場合は、通訳を用意しますので大丈夫。また、このプロジェクトのために発生した経費はすべてこちらで負担します。*wifi 環境整備などの費用は除く

ジョシュア・ソファー

わたしたちは2022年に50歳を迎える方で、地球の裏側にいるだれかと出会い、話をして、人生の何かを共有したいと思っている方を探しています。

2022年に50歳を迎えるイギリスのアーティスト、ジョシュア・ソファー。さっぽろ天神山アートスタジオと協力しリモートで行うオンライン滞在制作の一環として、ジョシュアは、彼自身と同じように50歳という重要な節目に直面している人と共同で「オンライン・フィルム」を作り、さまざまなストーリーを語り合いたいと考えています。

ジョシュアにお気に入りの音楽を教えてみたり、家族の写真をみせたり、好物のつくり方を教えたり、あるいは彼の希望や夢について訊ねてみたり、自分でも夢を語ったりするのはどうでしょう。数週間かけて、ビデオ会議システム上でお互いのことを知り合っていきます。一緒に腰を落ち着けて食事をとり、話をしたりします。2人そろってのビデオ通話を記録、編集して映画にします。あなたにとってこれは、人生の50年間を振り返り、今まさに同じ年齢体験をしている人と国境を越えた繋がりをつくる機会ともいえます。

あなたが英語を話せるととてもうれしかったりしますが、そうでない場合は、通訳を用意しますので大丈夫。また、このプロジェクトのために発生した経費はすべてこちらで負担します。

このプロジェクト案は、世界的パンデミックによる渡航制限でとらざるをえなくなった距離を思いがけない個人的な交流の機会と考え、アーティストと参加者を(お互いの)住環境に文字通りとじこめてしまいます。私たちは未だかつてないほど長い時間を家で過ごすようになりました。このことによって、文化的交流が樹立され、人々の繋がりが生み出されるかもしれません。

“50歳”は一つの立派な節目であると同時に、人生という線のまんなかあたりにある一点にすぎず、そしてそれはまた、おとなとして迎える一点に違いありません。1972年に英国で生まれた人の平均寿命は男性が85歳、女性が88歳で、全体では86.5歳(国家統計局による統計的予想)。つまり2022年に50歳になる人に残された時間は、平均36.5年。人が思春期に、たとえば13.5歳で自己意識を形成すると考えると、50歳は自己意識の確立と死の、ちょうど中間点です。50歳になる、それはすなわち分岐点であり、またreflection(リフレクション=反省/反射)の生じる一点でもあります。後ろと前を、ここでは同時に向くのです。

 

ご協力いただく時間は、予定では6時間のコンタクトタイム(=顔をあわせて話す時間)と2時間のコレスポンデンスタイム(=顔あわせをせずメール等でやりとりする時間)となります。また参加者には、映画のラフカットに目を通してもらい、ご自分の描かれ方に問題がないかどうかを確認してもらう機会も設けます。

2ヶ月間の滞在の最後には、さっぽろ天神山アートスタジオでの展覧会にて何かしらをお見せできることになっていますが、それはあくまで制作途中のものを見せる機会なので、もしかすると、制作プロセスについてのパブリックトークに落ち着くかもしれません。その後12ヶ月かけて編集作業を行い、2022年には上映会を開催する予定です。もしかしたら、2022年にジョシュアが札幌に来て、このプロジェクトに参加した人と50歳の合同誕生日パーティーを開くこともありえるかもしれません。

◇参加者の選定にあたって考慮するのは、次のような点です。

– 1972年生まれであること。

– ジョシュアが8月1日生まれなので、同じ日に生まれた人を札幌で探すのもあり。

– いろいろなことを話そうという意欲(オープンさ)があり、このプロジェクトを面白そうだと思っていること。

– 地理的な位置(たとえば、候補者の居住地や職場が天神山アートスタジオから近いかどうか)

– 候補者の英会話レベル(※すべての会話で翻訳者を介さねばならないとしたら、とても大変なことではあるが、その場合は「困難」を映画の主題にするのもまたよいだろう)

 

◇プロジェクト・キュレーター

遠藤水城

プロフィールはこちらのブログ投稿をご覧ください。

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あなたの身近に、1972年生まれの人いませんか?

連絡をお待ちしています!さっぽろ天神山アートスタジオ

担当;小田井  info@tenjinyamastudio.jp / 080-3234-0228