「みせたこともなく、みたこともない」滞在制作成果報告会実施リポート

ActivityArtistEvent 2021年2月15日

冬のアーティスト・イン・レジデンスプログラム「みせたこともなく、みたこともない」の滞在制作成果報告会として、作品展示とアーティスト・トークを2月13日(土)から14日(日)にかけて開催した。

14日には招聘アーティストである岡碧幸、真砂雅喜によるトークをそれぞれ実施。40日間のレジデンス滞在を振り返りつつ、プロジェクトの背景や変遷が語られた。久しく実施していなかったオフラインでの集客イベントでありながら、各回とも満員御礼という締め括りとなった。


以下、イベント概要

■成果発表展示
日時:2月13日(土)-2月14日(日) 13:00-21:00
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ 1F展示スペース

■アーティスト・トーク
日時:2月14日(日) 14:00-17:00
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ1F交流スタジオ
   14:00- 岡 碧幸 + 三原 聡一郎(アーティスト)
   16:00- 真砂 雅喜 + 満島 てる子(さっぽろレインボープライド副実行委員長)
       聞きて:大友 恵理(キュレーター)

→トーク動画はこちらからご覧いただけます。


 

■岡 碧幸 / Miyuki Oka

(Photo: Yoshisato Komaki)

(あ)を扱うために to handle (A)

この作品は「物質的な環境の状態と、パソコンやスマホで見る数字や文字などの情報は、どうつながっているのか?どうすればつながっていると感じられるのか?」という問いから始まりました。ここでは、大気や磁石や金属や人の動きが、お互いにスイッチとなり場を作っていく仕組みを作りました。手触りのあるものとないものに囲まれて選択し続ける日々に、他の人や物や環境への責任と親密感を、どう感覚として持ちうるかを考えます。

 


 

■真砂雅喜 / Masayoshi Masago

(Photo: Yoshisato Komaki)

Photosensitive Inversion

私はこの機会に個人との密談・密約に基づく「パーソナリー・エンゲイジド・アート」という作品形態を仮定し、挑みました。今回は札幌という都市に暮らす人々に焦点を当て、密談を基に相互にカミングアウトできる関係を探りつつ、個々に内在する社会的弱者性・マイノリティ性についてなどを見つめ直す機会をつくりました。さらに密約の上で協働者がパフォーマンスを実行し、この報告会ではその行為を撮影した写真を途中成果として展示しました。

 


また、14日(日)には他の滞在アーティスト、千葉麻十佳とHazelのオープンスタジオも併せて実施した。

■千葉 麻十佳 / Madoka Chiba

(Photo: Yoshisato Komaki)

■Hazel

(Photo: Yoshisato Komaki)