【ワークショップ開催!/ 滞在アーティスト紹介】Yu Zhang/ユー・チャン_Back to the Futureプロジェクト

未分類 2026年1月21日

滞在アーティストのYu Zhang/ユー・チャンの滞在中に計画しているプロジェクトを紹介します。

廃棄物管理や環境破壊といった地球規模の課題に向き合うため、滞在アーティストのYu Zhang/ユー・チャンは2022年より、廃棄物をテーマにした長期的なリサーチと制作を続けてきました。自身の日常生活で出る廃棄物を記録するプロジェクトや、参加者が食べ物や消費にまつわる廃棄物を共有するオンラインプラットフォームを通して、人々の廃棄行動が、政策やインフラ、地域性、文化的背景によって大きく左右されていることを明らかにしてきました。また、AIを用いた廃棄物予測の可能性にも取り組み、テクノロジーと人間の関係についても探究しています。

天神山アートスタジオでの3か月間の滞在制作プロジェクト「Back to the Future」は、こうしたリサーチをもとに、持続可能な未来について考えるための新たな視点や対話を生み出すことを目的としています。本プロジェクトは、「ナラティブ・エンバイロメント」「インクルーシブ・フューチャーズ」「レゾナント・エクスペリエンス」「エマージェント・パターンズ」という4つのテーマを軸に展開されます。それぞれのテーマでは、人とテクノロジー、社会、環境の関係を異なる角度から見つめ直します。

プロジェクトでは、それぞれ参加型ワークショップとアーティスト自身の制作活動を組み合わせた方法をとります。ワークショップでは、参加者が身近な体験や考えを共有しながら、環境や廃棄物との関わりについて考えます。一方で、そこで生まれた気づきやアイデアは、アーティストの制作にも反映され、作品として展開されていきます。こうした往復のプロセスを通して、個人の視点と社会的な課題をつなげることを目指しています。

「Back to the Future」が扱うのは、遠い未来の空想ではなく、今の延長線上にある「近い未来」です。ケアや共感、相互の配慮を大切にしながら、私たちの現在の行動がこれからの環境や社会にどのような影響を与えるのかを、参加者や鑑賞者とともに考えていきます。

滞在期間中は、各テーマごとに4回の公開ワークショップを実施するとともに、インスタレーションや映像作品、インタラクティブな作品の制作が進められます。最終的には、4月ごろにワークショップと制作の成果を紹介する展覧会が開催される予定です。

そして、近日中に第一回目のワークショップを行います。

Back to the Future #1  — ひとつのごみ、ひとつの物語

この最初のワークショップ 「ひとつのごみ、ひとつの物語」 では、みんなで一つのシンプルな問いを考えます。
「物はいつ“ごみ”になるの? そして、その瞬間は何によって決まるの?」

このワークショップでは、参加者それぞれが ひとつだけ「ごみ」(またはその写真)を持ってきます。

約1時間の中で、そのごみを中心にした短い 「Waste Zine」 を作ります。
たとえば、

  • 触った感じ(感触や音)
  • 「ごみになった瞬間」はいつだったか
  • どこが一番むずかしかったか(分別ルール・デザイン・環境など)
    を記録し、最後にやさしい雰囲気で、テーブルを囲んで少し共有します。

目的は、ひとりの体験を持ち寄って、日常のごみ体験を小さな“地図”のように一緒に描くことです。

 

  • 日時:2026年1月25日 午後(時間は後日お知らせします)
  • 所要時間: 60〜75分
  • 定員: 約15名
  • 持ち物: 清潔な状態のごみ1つ(例:包装、ペットボトル、缶、紙など)またはその写真
  • プライバシー: 共有は自由です。話したくない場合は話さなくてOKです。個人情報は公開しなくて大丈夫です。
  • 参加無料

*ワークショップは、2回目、3回目の開催も予定しています。
詳細は近日中に追記します!(2026/01/21)