函館からお越しの高間梓弓さんが珍しい楽器制作のワークショップを行われていたので、少しだけ写真取材してみました。

何かしらの琴、ハープのような構造に見えますが、ヒーリングライアー（ソウルサウンドライアー）というものらしいです。

高間さんのWebサイトはこちらhttps://azusaya.jimdofree.com

共鳴部はなんと手彫り…私もかつて工芸科にいたので、これだけの量を彫るのがどれだけ大変かと思ってしまいます。

きっと握力を使い果たして晩御飯のお茶碗を落としそうになるでしょうね。

上の方はハートの形ですね。形状はいくつかのパターンがあり、調弦にもバリエーションがあるようです。下の方は420Hzに合わせているということで、現代のピッチより少しゆったりしているのでしょうか。仕上げの塗料も自然のものを用いるらしく、細部までこだわりのあるつくりのようです。写真と文字では音を伝えれらないのが残念です。

これだけの力作を皆さん仕上げられ、制作終了後に芝生で演奏されていたのが気持ちよさそうでした。

taiga