[Archive]2020 Annual Report みせたこともなく、みたこともないAIR_真砂 雅喜

Archive-annual report 2021年5月1日

さっぽろボーダレスキャラバンHP「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」ページ
招聘アーティスト2名のトーク動画がご覧いただけます!

AIRプログラム「みせたこともなく、みたこともない」応募要項 

招聘アーティスト決定!みせたこともなく、みたこともないAIR 

毎週日曜オープンスタジオ_みせたこともなく、みたこともないAIR プログラムスタート! 


「みせたこともなく、みたこともない」滞在制作成果報告会実施リポート 

滞在制作成果報告会

冬の公募AIRプログラム「みせたこともなく、みたこともない」トーク動画を公開! 

◎レジデンス期間(40日間):2020年1月8日(金)〜2月16日(火)
◎オープンスタジオ:レジデンス期間内毎週日曜日13:00〜17:00
◎滞在制作活動報告会(展示とアーティスト・トーク):2月11日(木・祝)〜14日(日)

【イベント内容】
■成果発表展示
日時:2月13日(土)-2月14日(日) 13:00-21:00
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ 1F展示スペース
■アーティスト・トーク
日時:2月14日(日) 14:00-16:00
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ1F交流スタジオ

 

真砂 雅喜

私はこの機会に個人との密談・密約に基づく「パーソナリー・エンゲイジド・アート」という作品形態を仮定し、挑みました。今回は札幌という都市に暮らす人々に焦点を当て、密談を基に相互にカミングアウトできる関係を探りつつ、個々に内在する社会的弱者性・マイノリティ性についてなどを見つめ直す機会をつくりました。さらに密約の上で協働者がパフォーマンスを実行。この報告会ではその行為を撮影した写真を途中成果として展示する予定となります。

真砂雅喜 / Masayoshi Masago
1976年札幌市生まれ。熱力学の概念である「エントロピー」をテーマの主軸に据え、エネルギー資源を担保として永久的と唱われる半永久的なデジタルイメージと、非永続的で脆弱な身体との差異について考察・問い直しを行う作品を制作してきた。初期の身体性と暴力性の強いパフォーマンス映像作品から、実存と本質の狭間を往来するようなビデオインスタレーションへの変遷を経て近年に至る。主な展覧会に「Stepping Across Boaders(北海道立近代美術館、札幌、2004年)」、「前衛へのオマージュ(北海道立三岸好太郎美術館、札幌、2005年)」、「Born in HOKKAIDO(北海道立近代美術館、札幌、2007年)」、「Nameless Landscape」(札幌文化芸術交流センター SCARTS、札幌、2019年)、など。

http://masayoshimasago.com/index.html